たかのプロ野球雑談記

野球が好きな大学生です。野球メインでたまに漫画の話もします。

横浜の名応援歌紹介

横浜ベイスターズ、横浜DeNAベイスターズの歴代の名応援歌を紹介していきます。さっそく見ていきましょう。

佐々木主浩


【歌詞】

「燃え盛る炎の中へと 魔神が進む 気高く 雄々しく 今この時 守り抜くと 正義の白球 その手にしながら
勝利のためには引けないと 鍛え抜いた 
鉄腕鳴る 巻き起こる嵐 
開けた行く手遮る者たちに 真の力 
思い知らせ 輝けよ高く
燃え盛る炎の中へと 魔神が進む 気高く 雄々しく 今この時 守り抜くと 正義の白球 
その手にしながら行け」


おそらく全ての応援歌の中で一番長いと思われる応援歌です。

「ハマの大魔神」の異名を持つ、1990年代の横浜のクローザーで、NPBのシーズンと通算の最多セーブポイントを記録している選手。

1998年には51試合に登板し、45セーブ、防御率0.64というとんでもない成績を残し、シーズンMVPにも選ばれました。


佐野恵太


【歌詞】

「蒼き戦士の闘志 果敢に突き進め 
ハマの空に弧を描け 進めShiny Road」


2016年ドラフトで横浜から9位指名を受けプロ入り。これはセ・リーグ最後の指名でした。

ラミレス監督にポテンシャルを見抜かれ、2019年までは主に代打として活躍します。

2020年にはレイズへ移籍した筒香嘉智の後任として、ラミレス監督から主将に選ばれます。この年はシーズンを通して4番を打ち、打率.328で首位打者のタイトルを獲得しました。


石井琢朗


↑横浜、広島両リーグのファンによる応援の動画です。

【歌詞】

「駆け抜けるスタジアム 君の勇姿 
明日の星を掴めよ 石井その手で」


「1番、ショート」の印象が強い石井ですが、実は投手としてプロ入りをしていて、3年目の1991年まではピッチャーとして一軍戦に出場しています。

本名は石井忠徳で、野手転向時に登録名を石井
琢朗に変更しました。

野手転向の2年目の1993年には初めて盗塁王のタイトルを獲得、さらに1998年からは3年連続で同タイトルに輝いています。

1998年は盗塁王の他に、最多安打のタイトルも獲得し、横浜の38年ぶりのリーグ制覇、日本一に貢献しました。

移籍後の広島時代もこの応援歌が使われていました。


筒香嘉智


【歌詞】

「(前奏)横浜の空高く ホームランかっとばせ筒香
(本編)さあ打て筒香 飛ばせ空の彼方
横浜に輝く大砲 かっとばせホームラン」


2012年5月6日の中日戦で山本昌から2本のホームランを放ち、これがプロ野球史上最大年齢差のホームランとなりました。

2015年には石川雄洋の後を継いでチームキャプテンに任命されます。この年オフにはプレミア12 に日本代表として出場も果たしました。

2016年には44本塁打、110打点で本塁打王打点王の二冠に輝きます。

前奏はもともと、湘南シーレックス(横浜ベイスターズ2軍)の監督でかつて筒香を指導していた、田代富雄の応援歌でした。

現在は、タンパベイ・レイズに所属しています。この応援歌がメジャーで演奏されたこともありました。↓動画


内川聖一


【歌詞】

「波間に熱く光る ダイヤモンドの主役
勝利へ走れ 内川 Go! Go!」


初めて規定打席に到達した2008年に打率.378、189安打、出塁率.416で首位打者最多安打、最高出塁率のタイトルを獲得します。この年には同僚の村田修一がホームラン王となっており、最下位のチームから首位打者とホームラン王が出るのは初のことでした。また、打率.378はセ・リーグの日本人選手の歴代最高で、NPBの右打者史上最高の打率でもあります。

ホークス移籍初年の2011年に打率.338で首位打者に輝き、ホークスのリーグ制覇、日本一に貢献。シーズンMVPにも選ばれました。両リーグでの首位打者獲得は江藤慎一に次ぐ2人目の快挙でした。

2020年は2軍で42試合に出場し打率.327を残すも1軍には上がれず、自らホークスを退団しヤクルトに移籍しました。

この応援歌は元々は高木豊に使われていました。


鈴木尚典


【歌詞】

「駆け抜けるダイヤモンド 両手を高く上げ
とどろき渡る歓声が 君の胸を焦がす」


1997年、98年に2年連続の首位打者に輝きます。
1998年はマシンガン打線の3番として横浜の38年ぶりのリーグ制覇、日本一に貢献しました。

現在は独立リーグの神奈川フューチャードリームズの監督を務めます。


村田修一


【歌詞】

「鍛えたそのパワー かっとばせ 
勝利をさぁ目指せ ホームラン」


2007年、08年に2年連続して本塁打王のタイトルを獲得。

また、2008年にはチームメイトの内川聖一首位打者に輝いており、最下位チームから本塁打王首位打者が出るのは史上初でした。

引退試合クラッシャー」と呼ばれており、佐々岡真司引退試合で佐々岡からホームランを打つ、矢野燿大引退試合でもホームランを打ち矢野の出場機会を無くすなど逸話が多い選手です。

村田の前には谷繁元信に使われていて、2021年シーズンから牧秀悟に流用されています。


ロペス


【歌詞】

「勝負がかかる しびれる瞬間 流れを我らに
アニモ ロペス」


日本球界に来る前のマリナーズ時代はイチローのチームメイトでした。

2017年には打点王最多安打のタイトルを獲得し、横浜のCS進出に貢献。
同年のCSでも活躍し、チームの19年ぶりの日本シリーズ進出にも貢献し、自身はCSの MVPに輝きます。

2020年にNPBMLB通算2000本安打と、それぞれでの1000本安打を達成。これは、イチロー松井秀喜に続く3人目の快挙で、助っ人外国人に限定すると史上初の記録でした。


三浦大輔


【歌詞】

「Go! Go! Let's Go! 跳ねろマウンド三振奪取 
決まってるぜリーゼント 勝利だ三浦」


2021年シーズンから横浜の監督を務めるハマの番長

応援歌にも登場する、トレードマークのリーゼントは矢沢永吉に影響されたもの。

横浜大洋ホエールズ横浜ベイスターズ、横浜DeNAベイスターズの3球団に所属したことのある唯一の選手で、横浜大洋ホエールズに在籍経験のある最後の選手でもありました。


ブランコ(チャンスVer.)


【歌詞】

「揺るがぬ確かなプライド 決め球斬る一太刀 仕留めろ鮮やかに 魅せろトニブランコ 
オオオ オオオオオ オオオオオ 
魅せろトニブランコ アニモブランコ
横浜ベイブルース スタンド遥か 
越えてホームラン」


2009年、来日1年目の中日時代から39本塁打、110打点で本塁打王打点王のタイトルを獲得します。

横浜移籍後の2013年には、打率.333、136打点で首位打者打点王の二冠に輝きます。

また、本塁打王41本はこの年シーズン本塁打日本記録を更新したバレンティンの60本に次ぐリーグ2位の成績でした。

この応援歌の後半部分は元々、1993年から96年にかけて横浜で活躍したグレン・ブラッグス選手の応援歌でした。

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