横浜ベイスターズ、横浜DeNAベイスターズの歴代の名応援歌を紹介していきます。さっそく見ていきましょう。
佐々木主浩
【歌詞】
「燃え盛る炎の中へと 魔神が進む 気高く 雄々しく 今この時 守り抜くと 正義の白球 その手にしながら
勝利のためには引けないと 鍛え抜いた
鉄腕鳴る 巻き起こる嵐
開けた行く手遮る者たちに 真の力
思い知らせ 輝けよ高く
燃え盛る炎の中へと 魔神が進む 気高く 雄々しく 今この時 守り抜くと 正義の白球
その手にしながら行け」
おそらく全ての応援歌の中で一番長いと思われる応援歌です。
「ハマの大魔神」の異名を持つ、1990年代の横浜のクローザーで、NPBのシーズンと通算の最多セーブポイントを記録している選手。
1998年には51試合に登板し、45セーブ、防御率0.64というとんでもない成績を残し、シーズンMVPにも選ばれました。
佐野恵太
石井琢朗
↑横浜、広島両リーグのファンによる応援の動画です。
筒香嘉智
【歌詞】
「(前奏)横浜の空高く ホームランかっとばせ筒香
(本編)さあ打て筒香 飛ばせ空の彼方
横浜に輝く大砲 かっとばせホームラン」
2012年5月6日の中日戦で山本昌から2本のホームランを放ち、これがプロ野球史上最大年齢差のホームランとなりました。
2015年には石川雄洋の後を継いでチームキャプテンに任命されます。この年オフにはプレミア12 に日本代表として出場も果たしました。
2016年には44本塁打、110打点で本塁打王、打点王の二冠に輝きます。
前奏はもともと、湘南シーレックス(横浜ベイスターズ2軍)の監督でかつて筒香を指導していた、田代富雄の応援歌でした。
現在は、タンパベイ・レイズに所属しています。この応援歌がメジャーで演奏されたこともありました。↓動画
内川聖一
【歌詞】
「波間に熱く光る ダイヤモンドの主役
勝利へ走れ 内川 Go! Go!」
初めて規定打席に到達した2008年に打率.378、189安打、出塁率.416で首位打者、最多安打、最高出塁率のタイトルを獲得します。この年には同僚の村田修一がホームラン王となっており、最下位のチームから首位打者とホームラン王が出るのは初のことでした。また、打率.378はセ・リーグの日本人選手の歴代最高で、NPBの右打者史上最高の打率でもあります。
ホークス移籍初年の2011年に打率.338で首位打者に輝き、ホークスのリーグ制覇、日本一に貢献。シーズンMVPにも選ばれました。両リーグでの首位打者獲得は江藤慎一に次ぐ2人目の快挙でした。
2020年は2軍で42試合に出場し打率.327を残すも1軍には上がれず、自らホークスを退団しヤクルトに移籍しました。
この応援歌は元々は高木豊に使われていました。
ロペス
ブランコ(チャンスVer.)
【歌詞】
「揺るがぬ確かなプライド 決め球斬る一太刀 仕留めろ鮮やかに 魅せろトニブランコ
オオオ オオオオオ オオオオオ
魅せろトニブランコ アニモブランコ
横浜ベイブルース スタンド遥か
越えてホームラン」
2009年、来日1年目の中日時代から39本塁打、110打点で本塁打王、打点王のタイトルを獲得します。
横浜移籍後の2013年には、打率.333、136打点で首位打者、打点王の二冠に輝きます。
また、本塁打王41本はこの年シーズン本塁打の日本記録を更新したバレンティンの60本に次ぐリーグ2位の成績でした。
この応援歌の後半部分は元々、1993年から96年にかけて横浜で活躍したグレン・ブラッグス選手の応援歌でした。