たかのプロ野球雑談記

野球が好きな大学生です。野球メインでたまに漫画の話もします。

オリックスの名応援歌紹介

オリックスの歴代の名応援を10個紹介します。それでは、見ていきましょう。

糸井嘉男(チャンスVer.)


【歌詞】

「託された願いのせて 振り構えたその腕で 頂へと繋がる 架け橋を作れ ×2
強烈な速い打球を飛ばしたれ 腕力で叩き込め」


日ハム入団時は投手であったものの、後に外野手にコンバートし大ブレイク。

史上初の6年連続の打率3割、20盗塁、ゴールデングラブ賞受賞を達成しています。

2013年のシーズン前に日本ハムから八木智哉と共にオリックスへ移籍。オリックスからは木佐貫洋大引啓次赤田将吾が移籍する大型トレードとなりました。

糸井は日本ハムオリックス阪神の在籍していた全ての球団で前奏付きの応援歌が作られているというなかなか珍しい選手です。


清原和博


【歌詞】

「闘え士(つわもの)よ 傷だらけのその体で 輝けこの場所で 威光放つ男」


西武、巨人、オリックスと渡り歩いた歴戦の猛者。

西武時代の高卒1年目から打率.304、31本塁打、78打点を記録し、これらはいずれも高卒新人の最高記録となっています。

打撃3タイトルは獲得していないものの、通算525本塁打は歴代5位の記録。


安達了一


【歌詞】

「(Aメロ)猛れ雄々しく行け 本能のままに  気迫出して今ここで見せろ 力振り絞れ
(ブリッジ)我武者羅に喰らいつけ
(Bメロ)上州男が張っ飛ばす! 了一! 了一!張っとばせ!」


遊撃手として非常に広い守備範囲を持ち、華麗なプレーでファンを魅了する選手です。

2016年1月に国指定の難病、潰瘍性大腸炎を発症しており、2017年9月にも再発。

歌詞中の「上州」とは、安達の出身である群馬県旧国名上野国の別称。

応援歌はAメロ→Aメロ→ブリッジ→Bメロ、と進行していくかなり複雑な形となっています。


T-岡田(チャンスVer.)


【歌詞】

「T! Homerun King! T! T! T.rex!
ここで決める男 このチャンスをものにしろ
遠く遠く派手に 飛ばせナニワの轟砲」


本名は岡田貴浩。2009年オフに新監督に就任した岡田彰布が自身と同姓なことがややこしいとして、登録名変更を提案。アンケートの結果、登録名が「T-岡田」に決定しました。Tは貴浩の他にも、ティラノサウルスの「T.rex」に由来します。

2010年には、33本塁打王貞治以来の22歳での本塁打王の獲得を果たしました。

2017年9月29日に、プロ野球通算99999号となるホームランを放ちます。同僚のマレーロの同年6月9日の日本球界デビュー戦の幻の本塁打が幻となっていなかったら、T-岡田のこのホームランが10万号となっていました。同日にマレーロがホームランを放ち、これが日本プロ野球第10万号となりました。


後藤光尊


【歌詞】

「煌け尊き光 際立つ勝負勘 度肝据えて 
臨めこの瞬間(とき)に」


「ゴッツ」の愛称で、オリックス楽天で活躍した選手です。

2011年8月11日の楽天戦では4番で出場し、ホームランを放ち、史上9人目となる全打順本塁打を達成しました。

オリックスらしい非常にかっこいい歌詞の応援歌となっております。


中村紀洋


【歌詞】

「修羅場を越えてきた 歴戦の戦士よ
宿命身に纏い 驚弾呼び起こせ」


近鉄ドジャースオリックス、中日、楽天、横浜と多くのチームで活躍した選手。

メジャーから日本球界に復帰後、2006年の1年間のみオリックスでプレーします。

2007年に中日に育成枠で入団するものの、開幕前には支配下登録を果たし、打率.293、20本塁打、79打点の好成績を残します。

近鉄で長年活躍した村上隆行とは義兄弟。


イチロー


【歌詞】

「走れ疾風のように 全速力で 
砂塵巻き上げて 走れイチロー


もはや説明不要でしょう。

日本球界では最長記録の7年連続、首位打者に輝き、パ・リーグ最多記録の5度の最多安打のタイトルを獲得します。

メジャーでは新人王とMVPを同年に獲得したり、2004年に262のシーズン最多安打記録を残すなどと、多くの伝説を作り上げてきた選手です。

日米通算の4367安打はプロ野球における通算安打世界記録として、ギネスに登録されています。

この応援歌はもともと阪急時代に福本豊に使われていたもので、後には金子千尋にも流用されています。


田口壮(旧応援歌)


【歌詞】

「空を駆け抜ける 稲妻のような 
度肝を抜く一撃飛ばせ それ行け田口」


1991年のドラフト前に「阪神に行きたくない10ヶ条」なる文書を発表しました(後に撤回)。これに怒った阪神は田口の獲得から撤退、田口は日ハム、オリックスから1位指名を受けます。

オリックス入団後はイチロー本西厚博と共に鉄壁の外野陣を形成し、1995年、96年のリーグ制覇に貢献しました。

メジャーのカージナルス時代の2006年にはワールドシリーズ優勝に貢献し、ワールドシリーズ優勝の決定時点でフィールドに立っていた初の日本人選手となりました。

オリックス復帰後は新しい応援歌が作られてたものの、田口のチャンス時には専用チャンステーマとして元の応援歌が使われていました。


田口壮(復帰後)


【歌詞】

「夢の大地で手にした そのリングに祈り込め 勝利を呼べ 再び立つこの故郷の下へ
蒼い魂灯し 大きな波呼び起こせ 
勝利の美酒に酔う日まで 進み行け諦めず」

2010年に古巣オリックスに復帰。精神的支柱としてチームを支えました。

前半部分はワールドシリーズ優勝を彷彿させる、感傷的な歌詞に、後半部分はブルーウェーブ時代を思い出させるような歌詞になっています。


中島裕之


※動画は歌詞変更後

【歌詞】

「しぶとい一打 ここで見せつけてくれ
このチームに勝機呼ぶ お前の底力」

(変更後)
「(前奏)このチームに勝機呼ぶ ナカジの底力
(本編)気勢漲る 火の構えから放つ 総て攫うその一打 今見せつけてくれ」


西武から海外FA権を行使し、渡米するものMLBの試合には出れないまま、オリックスに移籍し、日本球界に復帰することに。

小学生時代のチームメイトの山崎勝己がいたこともオリックス入団の一因となりました。

その後、巨人に移籍し2019年は活躍できなかったものの2020年は100試合の出場で打率.297と復活。巨人のリーグ連覇に貢献しました。

この応援歌は元々、移籍選手の汎用テーマとして使われていましたが、2015年からは中島の専用応援歌になりました。2016年からはメロディーは変わらないまま、前奏が付き歌詞も変更されました。

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