たかのプロ野球雑談記

野球が好きな大学生です。野球メインでたまに漫画の話もします。

プロ野球珍記録紹介①

今回はNPBMLBにおける一見?と思えるような珍しい記録をまとめて見ました。ぜひ最後までご覧ください。

 

1.0球での勝利

ボルチモア・オリオールズのB.J.ライアン選手が記録。2004年5月1日のデトロイト・タイガース戦で、1-2と一点ビハインドの7回2アウト1塁から登板。初球を投げる前に、一塁走者オマー・インファンテを牽制球で刺してアウトにし、そのままチェンジとなります。その裏にオリオールズが3点奪い、逆転。この時点で勝ち投手の権利を得、8、9回を他の投手が抑えオリオールズが試合に勝ったため、ライアンは投球数0球での勝利投手となりました。

 

2.2試合連続ノーヒットノーラン

シンシナティ・レッズのジョニー・ヴァンダー・ミーア投手が記録。1938年6月11日のボストン・ビーズ戦でノーヒットノーランを記録。次の登板となった、4日後のブルックリン・ドジャース戦でもノーヒットノーランを達成します。2試合連続ノーヒットノーランメジャーリーグ(もちろん、日本プロ野球でも)で唯一の記録です。

 

3.18打席連続三振

ドミニカ共和国出身のピッチャー、ドミンゴ・グスマンが記録。横浜在籍時の2003年に打者として18打席連続三振の世界記録を残します。決して、連続奪三振ということではありません。

また、ドミンゴ楽天在籍時の2008年のホークスとの開幕戦で、9回裏の2点リードから登板するものの多村仁志松中信彦柴原洋からの3連打で逆転サヨナラ負けを喫します。このことから、自虐的に「〜ンゴ」と語尾につけることが流行するようになり、今では特に意味もなく語尾に「ンゴ」がつけられる様になっています。

 

4.バントホームラン?

巨人の篠塚和典が記録。正確には犠打と3エラー。1982年9月15日の中日戦の1回裏、ノーアウト1、2塁で相手投手は郭源治。郭の2球目を篠塚は3塁ライン上にバントします。郭源治がボールを取りサードに投げるが、これが悪送球となり、サードのモッカが捕球できず(エラー1つ目)ボールは外野へ。外野の大島康徳がこれを後逸(エラー2つ目)。外野からボールが返ってくるものの、捕手の中尾孝義がこれを捕球できず(エラー3つ目)篠塚がホームイン。3つのエラーが重なってのバントによる3ランランニングホームランという珍記録に。

 

5.四重殺

1962年7月12日の南海ホークス東映フライヤーズの試合でこの記録は生まれることとなります。1-0と1点リードの南海の攻撃の1回裏無死満塁で打者、ケント・ハドリは右飛、これで1アウト。サードランナーの大沢啓二がタッチアップで生還。毒島章一の本塁への返球をキャッチーの安藤順三が後逸し、これを見たピートがホームベースを狙うがタッチアウト、これで2アウト。更に二塁を回った野村克也が挟殺になり、これで3アウト。2-0で南海の攻撃終了‥となるところが、「大沢のタッチアップが早かった」とのアピールが認められ、大沢生還による1点は取り消され、四重殺となりました。

 

以上、MLBNPBにおける珍記録でした。今年のシーズンではどのような記録が生まれるか、今から目が離せません。

プロ野球データFreak
セリーグ順位表
パリーグ順位表