今回は今シーズン勢いに乗っている阪神について、阪神ファンあるあるを見ていきたいと思います。早速いきましょう。
新井いじり
「辛いです」に並んで新井貴浩に関する有名な名言が新井の阪神在籍時に生まれた「新井が悪い」です。
もとは、2012年4月11日の阪神対広島戦で内角球に対しブラゼルが激怒した事を機とする乱闘中に生まれた言葉です。
両球団の選手が入り乱れる中、広島ファンの1人が「新井が悪いよ〜新井が」のヤジを入れます。
勿論、新井には何の過失もなかったのですが、この言葉はプロ野球ファンの中で一躍有名になります。
この言葉を放ったのは自体は広島ファンですが、この一件もあり阪神のイジられキャラに定着した、新井貴浩。
事あるごとに関係の無い新井のせいにされるのでした。
他にも新井が慕う金本によるイジリなど多くのプロ野球ファンに愛されている新井貴浩なのでした。
手のひら返しが凄い
阪神ファンは日本一手のひら返しがエグいと言われています。前日まで、ある選手や監督のことを罵倒していたのが、1試合の結果で人が変わったようにその人の事を褒めちぎると言うことが多々あります。主な例を3つあげましょう。
1.和田豊監督への手のひら返し
2014年、阪神は前半戦でなかなか勢いに乗れず監督の和田豊はファンや株主に采配を批判され続けます。
最終的に3位の広島にわずか0.5ゲーム差でリーグ2位でシーズンを終えたもののリーグ優勝を望んでいた阪神ファンは和田監督への批判をやめませんでした。
しかし、阪神がクライマックスシリーズのファイナルステージで巨人を4タテし、日本シリーズへの進出を決めると阪神ファンは一斉に手のひらを返し和田監督を絶賛し始めます。
「光の中から現れた短期決戦の鬼」の元ネタとなる有名な一文もサンスポに掲載されました。
最終的にホークスに負け、日本一にはなれませんでしたがこの年の手のひら返しはすごいものでした。
2.ドラフト1位・近本への手のひら返し
2018年のドラフト1位で近本光司が阪神に指名され、仮契約を済ませますが日刊スポーツにより「足にビビるなよ」(近本は俊足の野手)と報道されると早速ファンにいじられ始めます。
開幕前には牽制死や盗塁死、挙げ句の果てにはアウトカウントの間違いで試合を早く終わらせたこともあり批判は止まりませんでした。
しかし、シーズンが始まると13試合連続ヒットを放つなど活躍。長嶋茂雄の持つセ・リーグ新人記録を更新する159安打を放ち、盗塁王のタイトルも獲得します。
最終的には新人特別賞が贈られました。
阪神ファンはシーズン途中からは開幕前と打って変わって近本を讃頌しました。
3.ロハス・ジュニアへの手のひら返し
韓国のKBOリーグで2020年に本塁打王と打点王の二冠に輝き、2021年に阪神入りしたロハス・ジュニアでしたが、日本での初打席からなかなかヒットが出ず、ジャスティン・ボーアが2019年に記録した18打席連続ノーヒットを更新します。
しかし、つい先日、22打席目にして初安打となる本塁打を放ちます。その後の打席でもヒットを放つと、前日までロハスのことを批判していた阪神ファンは一転して彼を神助っ人扱いし始めたのでした。
ついに出た!ロハス・ジュニア、待望の来日初安打はバックスクリーン左への第1号ソロホームラン!#hanshin #虎テレ #阪神タイガース #挑超頂 pic.twitter.com/mhmVFH8VsI
— 阪神タイガース (@TigersDreamlink) 2021年5月18日
他球団ファンから恐れられている
酷いヤジを飛ばすことやマナーが悪いことから他球団のファンから怖がられているというのも阪神ファンあるあるですね。甲子園球場のホーム席で他球団を応援していた他球団ファンが周りからの視線で死ぬ思いをするというのもよく聞く話です。
ヤジが面白い
汚いヤジを吐く阪神ファンもいますが、面白いヤジを飛ばすことに命をかけている阪神ファンもいます。例を挙げると、巨人の阿部慎之助に対して「ABEじゃなくてABCやろ! 中学校から勉強せえ」や、選手のシーツが不調の時に「干すぞ!」といったものがあります。
面白いかはさておき、和田豊監督の不倫相手とのメールが暴露された時の「和田〜、俺にもチュッてしてくれた〜」や「よ!下半身タイガース」などのヤジも話題になりましたね。
巨人アンチ
阪神ファンといえば巨人アンチが多いことも有名です。巨人のマスコットキャラクターのジャビットはよくその犠牲になっており、たびたびヒモにくくりつけられ阪神ファンによって引き摺り回されます。全く関係ない阪神対西武戦でもジャビットが引き摺られていたという目撃情報も耳にしたことがあります。